――写真集のテーマが「“大切な人”との旅」ということで、こちらについてはいかがですか？

このテーマは、自分自身で考えさせていただきました。これに行き着いた理由が、女性アイドルというとやっぱり男性ファンの方が多いので、“ファン目線での作品”が多いと思うんですけど、乃木坂46は女性ファンも多いですし、いろんな国の方も応援していただいているなと、約9年間活動してきて感じていたので、性別とか国とか年齢層とか問わずに、私にとって大切な人…という意味を込めて決めさせていただきました。

――今回のロケ地が神戸、淡路島、鳴門、鳥取…と比較的西日本が多いそうですが？こちらも寺田さんのご提案ですか？

そうですね。国内での撮影となった時に、“砂丘”に行きたいというのが一つあって(笑)。そこから決めていきましたね。「鳥取から近くだったら神戸とか行けるかな？」とか、スタッフさんと話し合って。あと大塚国際美術館(徳島県鳴門市)にも行ったんですけど、そこと砂丘に行きたいとずっと思っていたので、どちらもかないましたね(笑)。

――ラクダに乗るのも寺田さんのご希望ですか？

いや、ラクダがいるって知らなかったんですよ(笑)。私が持たれているイメージとか雰囲気が砂丘に合いそうだなとアバウトにはあったんですけど、まさかラクダがいるとは…(笑)。現地に行ったらいるというということで、乗せていただきました。乗り心地はすごく良かったです(笑)。フカフカだしすごくいい経験ができました。