NMB48組閣…“3チーム制”がもたらすもの

「2022新春特別公演~NMB劇場11周年~」を開催したNMB48
©NMB48

また、3チーム制で10年ほど活動していった結果、メンバー間で競い合うという気持ちは徐々に薄れていった。長く続いた3チーム制はグループに平和と安泰をもたらした。それ自体が悪ということはないが、「NAMBATTLE」は、この活動は戦場であるということを改めてメンバーに教えた。

昨年11月、キャプテンの小嶋花梨に一年間の総括を取材した。一番印象に残ったことは何かと聞くと、彼女は「NAMBATTLEです」と即答した。そして、小嶋は「NAMBATTLE」のメリットを認めながら、こうも答えている。

「そろそろ16人+αの体制に戻したいです。その大きな理由は、メンバーと会う機会が減ってしまい、ライブで団結するのが難しくなったからです。他のメンバーからもそういう声をちらほら聞いています」

昨年、NMB48は大阪城ホールなどで何度かライブを開催したが、小嶋はそのいずれも自身が期待するようなまとまりを実感できなかったのだろう。そして、その要因は“組閣”にあると考えていた。それは小嶋のみならず、他のメンバーも同様だった。

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