――ちなみに佐藤さんは両親のどちらに似てますか？

佐藤楓　お母さんと見た目がスゴイ似てる、って言われます。小学生の頃、海外旅行へ行ったら、ショッピングモールで両親とはぐれちゃったんですよ。そしたら、全然知らない日本人観光客の人が「お母さんはあっちにいたよ」って。似てたから分かったんだと思います。

――じゃあ、お母さんも相当美人で。

佐藤楓　うーん、美人とは言われますけど……(笑)。うちのお母さんは「●●ちゃん、ママのことをキレイって言ってたでしょ？」と、すごい聞いてくるような人なんですよ。見た目は似てても、性格は全然違うと思います。

――娘の活躍については何か言ってますか？

佐藤楓　結構、私のブログを読んでいて。ファンの方が書いたコメントまで目を通してるんです。それで「コメントの中に色んなヒントが隠れているから、ちゃんと読みゃあよ」って。

――かなり的確なアドバイスをされるんですね。

佐藤楓　そうなんです！ もう1人のマネージャーみたい。

――アイドルを続ける上で、座右の銘は何ですか？

佐藤楓　原監督がよく口にされてる言葉なんですけど「念ずれば叶う」ですね。

――念ずれば叶う…乃木坂46の活躍はもちろんとして、スポーツの応援サポーター以外に叶えたい夢はありますか？

佐藤楓　モデルさんになって、いつかランウェイを歩いてみたい。前にショーを観に行った時も「うわ……カッコイイな」と思ったし、あれだけの時間を1人で独占するのはスゴイなって。(乃木坂46の)先輩たちが歩いている姿を観たことがあるんですけど、普段見せる表情とは違ってカッコよかった。モデルさんは憧れますね。

――佐藤さんが多方面で活躍することで、乃木坂46に興味を持つ人が増えたら良いですよね。

佐藤楓　そうですね……あとポケモンも好きなんですよ。そっち方面でもお仕事に繋げられたら嬉しい。

――そこも狙ってるんですか？

佐藤楓　ポケモンは小学生の頃から大好きで。今もゲームをやってるし、家にイーブイのぬいぐるみがあるし、休みの日はポケモンセンターに行くし(笑)。ブログにもポケモンのことは書いているんですよ。そのおかげで握手会に「バドミントン部だったんですよ」とか「陸上部です」と言ってくれている人が増える一方で、ポケモン好きの人も来てくれて。それって、私の内面に共感してくれているわけじゃないですか。やっぱり自分から発信することは重要だな、と思います。これからは、もっと好きなことを仕事にしていきたいです。

――アザーカットは発売中の「BUBKA2018年11月号」で！

佐藤楓＝さとう・かえで｜1998年3月23日生まれ、愛知県出身。感情の起伏の無い不自然な喋り方にロボット疑惑が囁かれる人造人間キカエデー。ポケモンを愛でる感情がついに芽生えはじめ、3期製アンドロイドとして電気鼠(ピカチュウ)の夢を見ているらしい。愛称は「でんちゃん」。

【BUBKA (ブブカ) 2018年11月号】
▼Amazonで購入