2022-06-29 05:00

日向坂46渡邉美穂、感謝のスピーチ全文「卒業したらおひさまになれる」「違った景色から見られるのは楽しみ」

日向坂46渡邉美穂卒業セレモニーより
日向坂46渡邉美穂卒業セレモニーより
カメラ:上山陽介

日向坂46の二期生メンバー・渡邉美穂の卒業セレモニーが、6月28日、東京国際フォーラムホールAで開催された。

セットリスト:
OVERTURE
M1. ハッピーオーラ
M2. やさしさが邪魔をする
M3. あくびLetter
M4. 半分の記憶
M5. 沈黙が愛なら
M6. 青春の馬
M7. それでも歩いてる
M8. Right?
M9. 僕なんか
M10. NO WAR in the future 2020
M11. 恋した魚は空を飛ぶ
M12. 誰よりも高く跳べ!2020
M13. 飛行機雲ができる理由
EC1. JOYFUL LOVE

渡邉美穂がセンターでパフォーマンスした本編「飛行機雲ができる理由」終了後、アンコールでは、日向坂46のグループカラー“空色”のドレスを身にまとった渡邉美穂がひとりでステージに登場した。

渡邉美穂スピーチ

アンコールありがとうございます。ドキドキしますねぇ。まずは改めて、こうして卒業セレモニーを無事迎えられたこと、本当にうれしく思います。会場に足を運んでくださった皆さんも、今、配信をご覧の皆さんも本当にありがとうございます(お辞儀する)。

ずっと卒業を発表してから、 この場で何を話そうかなって、最後、私はおひさまの皆さんを目の前にして、どんなことを伝えようかなって…何カ月も考えてみたんですけど、伝えたいことがありすぎて、決まんなくて、結局この場に立って、ここまでいろんな楽曲を披露してきて、今、素直に感じることを伝えるのが一番私らしいかなと思って、 今ここまでやってきて、その思いをちょっと伝えようかなと思います。

なんか正直、ずっと実感が湧かなくて…今この瞬間も「あれ、私ってほんとに卒業するのかな」って思うくらい、本当に信じられないんですね。それくらい、この日向坂46っていうのが、私の人生の一部になっていて、それがこれからなくなるってすごい全然想像できないんですよ。でも、それってすごい寂しいなとも思うけど、幸せだなと思って。

メンバーって本当に家族みたいな存在で、メンバー以外にもいつも支えてくださっている周りの方だったり、おひさまの皆さんも、本当に私にとってはとても大切な人たちで、そんな人たちに囲まれて、今この場を迎えられるって本当に幸せだなって思います。

正直、私は入った時から“しっかりしてる人”とか、 “スポーツ少女”とか、思われがちで、自分もそう徹してきたんですけど、でも、実際にはすごい繊細で弱い部分もあったし、 でも、それを全て包み込んで受け止めてくれる人たちが周りはたくさんいて、この5年間で本当にアイドルとしてはもちろん、人間としても大きく成長させてもらえたなって思います。

この5年間活動してる中で、必死にこうして駆け抜けてきていると、自分が今どういう状態で、周りからどう見られてるのかなとかもすごく悩んだんですよ。「あんまり成長できてないんじゃないかな」とか「皆さんの期待に応えられてないんじゃないかな」って、すごい悩むこともあったし、もちろん楽しかったり、楽なことばかりじゃないので、いっぱい悩んだりもしたんですけど、その中で「自分って誰かのためになれてるのかな」とか、すごく悩んだんですね。

でも4月3日に卒業発表してから、自分の思ってる以上に、いろんな人から愛を与えてもらえて…自分って…こんなに愛されてたんだなって…初めて知りました。

「誰かの役に立ててないんじゃないかな」とか、「自分は何者にもなれない」って入ったばかりの17歳の頃はすごい悩んで。でも、5年間頑張ってきて今この瞬間、こんなにもたくさんの人に、私は常に見守ってもらえてたんだなって強く感じました。

幸せだなって言葉では、収まりきらないくらい、大げさかもしれないけど、本当に生きててよかったなって。この道に来てよかったなってそう思います。そして、そう思える5年間でよかったなって本当に思いました。

今、ミーグリっていうものをやっていまして、前は握手会っていうものもあって、そこでおひさまの皆さんからいろんな言葉を受け取るんですね。その中ですごく涙ながらに、私に向かって「美穂ちゃんのおかげで人生が変わったんだ」って…「苦しかったことがあったけど、それを乗り越えることができたんだ」って…涙を流しながら伝えてくれるんです。それを受け取った時に「自分って誰かのためになれてたんだ」って。自分がかつて、大好きな憧れているアイドルの方々が生きる希望を与えられたように、今私も、誰かの希望になれているのかなって。もし、1人でも私の存在に救われた人がいたら、それだけで私はアイドルになってよかったなって本当に思います。

4月3日に発表して3カ月弱ですかね。本当にいろんな方から「卒業おめでとう」とか、「また会おうね」って言われて、私も感謝の気持ちしかなくて、普段から私のことを支えてくださったスタッフさんだったり、メイクさんだったり、衣装さんだったり、 今このイベントを一緒にこうやって作り上げてくださったライブチームの皆さんだったり、これまでお仕事で私と一緒に仕事してくださったたくさんの方々にも、本当にたくさんの刺激を受けたし、いろんなところで「また一緒にお仕事しようね」ってそうやって言ってもらえるのって、やっぱり簡単なことではないので、本当にここまでやってきてよかったなって思いました。

そして、やっぱり家族は一番身近なところで私を支えてくれて、今日も見てると思うんですけど、私、家族に1回「美穂がアイドルになってたから、みんなで毎回ライブに行ったり、全国ツアーの時とかは全国いろんな所に行ったりって、大人になって、こんな家族で集まることって、きっとなかったから、美穂がアイドルやっててよかった」って、そう言われた時に「私、今すごい親孝行できてるんだな」って思ってうれしくなりました。

すごいライブとか毎回、本当に楽しみにしてくれてたので、これからその景色が見せてあげられないので、すごく申し訳ないなって思うんですけど、私はこれからまた違う道で、違った景色を、みんなに見せてあげたいなって思うので、これからも一番近くで見守っててもらえたらなって思います。

そして、大好きなメンバー…メンバーはたぶん今、袖にいるんですけど、本当にすてきなグループに入れたなって、本当に改めて思います。一期生の皆さんのあの明るさに、私も本当に励まされたし、やっぱりこのハッピーオーラの根源というか、このグループの雰囲気というのは、一期生がいなかったら、きっと作られなかったものだし。このセレモニーのリハーサルやってる時とかも、一緒に楽曲やる時とか、温かく迎えてくださったり、 “誰跳べ”の時に私をこうやって、一番前に最初出してくれたのも、一期生から提案があって、こうやって前に出してもらって、私、こんなすてきな先輩の下で後輩できてよかったなって、本当に思ってます。

卒業したら「これからは親友になれるね」って言ってもらえて、その言葉で私は前を向くことができました。そして、三期生のみんなは4人っていう、結構少ない人数なんですけど、私はみんなの雰囲気がすごく大好きで、一緒に“Right?”ずっと踊るのが夢だったから、セレモニーやるって決まった時も、“Right?”一緒にやりたいってずっとずっと言ってて、それがかなって、私はもう大満足です。本当にすてきな後輩で、どんどんどんどん成長していく姿が感じられて、すごく頼もしいなって思ってました。これからは、私は外で見守ることになるけど、たぶん毎回のライブとかのたびに、さらに成長した姿を見せてくれるのかなって、楽しみにしています。

そして、同期の二期生は本当に個性豊かな子たちばかりで、でもみんな優しくて、すごく面白くて、私は大好きです。“沈黙が愛なら”ね、歌ってる時、私2サビの時に一番上に立ってるから、みんなの後ろ姿が見えたんですね。その時、みんなの背中は5年前よりすごく大きく見えて、「あ、みんなこんなに大きくなってたんだな」ってすごい感動したし、一つ言うと、卒業をこうやって決めて、同期の二期生の中では最初なんですけど、 たぶん全員にね、こうやって囲まれて卒業できる、同期の全員に囲まれて卒業できる人って、やっぱ一番最初の1人しかいないので、その点ではちょっと私は「ラッキーだったかな」って言ったらあれですけど、皆に囲まれて卒業をこうやって迎えられて、本当によかったなって思います。

そしてやっぱり、私が一番感謝を伝えたいなって思うのは、おひさまの皆さんですね。今日もこうやって、今、会場で話を聞いてくださったり、配信をご覧になってくださってるかと思うんですけど、皆さんがいなかったら、今の私はいません。皆さんの何気ない一言が私を勇気づけてくれたし、卒業決めた今でも寂しいと言って惜しんでくれるのはすごくすごくうれしいし、でも寂しいけど「美穂ちゃんの幸せを願って送り出すね」ってそうやって言ってくれるファンの人がいるって、本当に私も幸せだなって思います。私を見つけてくれて、ありがとうございました。「好き」って言ってくれて、ありがとうございました。本当に5年前、けやき坂46のオーディション受けてよかったなって、本当に思います。

これから、日向坂46は4期生も新しく入って、きっともっと違った形になってくると思うし、永遠に同じものなんてないから、この先、いろんなグループが見えてくるのかなって思います。それでも私は、卒業したらおひさまになれるし、外からグループを見たことが実は一度もないので、また、違った景色から見られるのは楽しみだなって思います。

私は本当にグループが大好きで、メンバーが大好きで、絶対絶対みんなには幸せになってほしいです。共に、いろんなことを乗り越えてきた仲間たちを、私はこの先の人生もずっと応援しています。そして、私はこれから、また違った道を自分の足で歩き始めますが、もっとなりたい自分になって、また皆さんと違った形で会えるのを楽しみにしています。 長くはなりましたが、ここら辺で締めさせていただこうかなと思います。改めて5年間、本当にありがとうございました!(お辞儀をして大きな拍手が送られる)

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