90年代、一世を風靡(ふうび)したガールズグループ『シェイプUPガールズ』が、結成30周年を迎え、新たに『シェイプUP30』として始動。4月19日、都内で行われた記者発表会見に中島史恵と梶原真弓が出席し、新グループの活動趣旨、さらに当時のエピソードなどを語った。

「美と健康」をテーマに、1994年に結成されたシェイプUPガールズは、当時バラエティー番組やグラビアを中心に一大旋風を巻き起こした。今回は、中島と梶原を中心に、さまざまなジャンルで活躍する30歳以上のメンバー約30人が集まった期間限定ユニット『シェイプUP30(サーティー)』が誕生する。

なおメンバーは、子育てや仕事を続けながら「着物文化を若い世代に広めていきたい」「過疎化していく街の商店街 を活気づけたい」など、それぞれの目標を念頭に置いて、日本に元気を注入する活動を続ける。

さらに今回は、現在も芸能界で活躍中の新メンバーとして歌手の石井明美、タレントの山田まりや(ゲストメンバー)も発表に。

中島は「梶原真弓ちゃんとは、1994年、30年前にシェイプUPガールズとしてデビューさせていただきました。30年たったんですけど、正式に言いますと“解散”はしてません(笑)。シェイプUPガールズは基本的に4人のメンバーでやってきたんですけど、今回30周年ということで、新たに『シェイプUP30』というグループで活動していきたいと思っていますので、皆さんどうぞ今後ともよろしくお願いします」とあいさつ。解散していないことも明言した。

一方梶原は「皆さん、お久しぶりです、梶原真弓です(笑)。最初に企画を聞いた時に、第一声が『あれ、これ面白そう』って言ったんですね。なぜかというと、内容が本当にワクワクするぐらい楽しいようなことが書いてありまして、多分面白い！本当にいい企画だったので本当に楽しみだと思います」と、声を大にしてアピールした。

今後の展開について中島は「30歳以上の元気な方、そして30人ぐらい、シェイプUPガールズ30周年という、この“30”というロゴにいろいろ思いを込めました。世の中をこのグループで元気にしていきたいと思っています！ 私たちがデビューさせていただいた時は、またバブルの名残がありました。いろいろ楽しいことも経験させていただいて、成長させていただきました。やはりその元気を…30人ぐらいのメンバーをこれから募集し、芸能界の方でももちろん構いませんし、一般の方でももちろんOKです。一番のポイントはとにかく元気！ 活動内容としては、世の中を元気にするような活動、体を動かしたり、踊ったりなんかもあるかもしれませんね(笑)。とにかくこの日本が元気になるということを大事なところとして、子供が住みやすい世の中に、そして地方がもっと元気になるっていうことで、地方イベントなんかも考えています」と、大きな目標を掲げた。

ちなみにこの日の衣装について中島は「2人で着ているドレスは、着物の生地をリメイクして着させていただいています。着物の生地もサスティナビリティーであり ね、SDGsってやっぱり大事なところですよね。きちんと物を大事にして継続していくっていうことで、融合性っていうところも込めてさせていただいています」と、年齢を重ねても輝き続けるスタイルも披露していた。

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