【BUBKA12月号】TAJIRI、WWEからアジア新興団体まで世界を熱狂させた男が語る…旅とプロレスの関係性

10月29日に発売された「BUBKA12月号」より、注目の記事を抜粋して、その一部を紹介する。

TAJIRI
写真提供=平工幸雄

世界各地のマットを単身で渡り歩いてきた、メジャーリーガー・TAJIRI。海外生活を経てプロレスラーとして生きていく術を身につけ、プロレス論を貫き通してきた。旅の記録をしたためるために再び筆をとった彼が語る、旅とプロレスの深い関係性とは。

――TAJIRIさんの新刊『プロレス深夜特急 プロレスラーは世界をめぐる旅芸人』(徳間書店)を読ませていただき、帯の「プロレスと酒と、旅があれば生きていける。」という文言に共感して、今日はお話をうかがいにきました(笑)。

TAJIRI でもプロレスラーって、ホントにそういう人種だと思うんですよ。そうであってほしいというか。僕自身、子供の頃に観ていたプロレスで、桜田(一男=ケンドー・ナガサキ)さんとか、マサ斎藤さんとか、ヒロ・マツダさんとか、ああいう人たちをカッコよく感じてましたから。

――海外マットを一匹狼として渡り歩いてきた人たちですよね。ではTAJIRIさんもプロレスラーになってから、「早く海外に行きたい」という思いがあったんですか?

TAJIRI いや、僕はプロレスラーになる前からメキシコでプロレスがやりたいと思っていて、メキシコに行くための下準備のつもりでIWAジャパンに入門したんですよ。

――そうだったんですか。

TAJIRI 日本で1~2年やって、向こうでやれるような力が身についたら、すぐに行こうと思ってたんです。そのために、中南米に強い人脈を持つビクター・キニョネスのいる団体に入るのは、あとで絶対にプラスになると思って、IWAに入ったんです。

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