いきなり鶴瓶が切り込む。大学時代の友人に取材していることを明かし、それどころか、書道学科書道コースの同級生16人をZOOMで集めた画面を見せると、さすがの吉岡里帆も口を押さえてビックリ。感情の起伏をそこまで見せず、比較的落ち着いた印象がある彼女には珍しいシーンだ。

バイトを4つこなしながら、書道に打ち込みつつも、女優を志していたというエピソードを話すと、今度は石倉三郎が画面に現れる。「石倉さん！」と驚く吉岡里帆は、「石倉さんは飲み友達」と明かす。

実は、吉岡里帆は3年前の『行列のできる法律相談所』で「惚れた人」として石倉三郎を挙げている。映画で共演している2人は現場で接近したのだが、石倉は吉岡里帆を「色気がない」と切り捨てている。吉岡里帆は自身の写真集を石倉に渡すと、「何だこれ」と見向きもしなかったという。

吉岡里帆に色気がない？ いや、吉岡里帆の人気の秘訣(ひけつ)は、そこはかとなく漂っている上品な色気のはずだ。数々のグラビアでもそれは証明されているし、「どん兵衛」のCMのどんぎつね役はその色気とあざとかわいさを踏まえて制作されているはず……。ただ、飲み仲間の言葉だけにむげにはできない。