西寺郷太、26年の歴史に幕…V6が追究し続けたアイドル像【BUBKAアワード】

――その後、楽曲提供をする機会が増えて、メンバーとの関係も深くなっていくわけですね。

西寺 一番大きいのは、11年8月にリリースした38thシングル『Sexy.Honey.Bunny!』ですね。既にソングライターcorin.さんの曲は決まっていて、そこに歌詞を当てようとデモを待ち構えて聴いてみたらすごくハメを外したディスコ。ふざけてるやん(笑)と。いい意味で。というのも、当時のV6はメンバー全員が30代に突入した変革期でバラードや大人っぽいミディアムテンポの曲が多かったのと、東日本大震災が起きた直後だったのもあり、色んなアーティストが「絆」を歌うバラードを作っていたんです。そんな中、三宅健くんと井ノ原くんが中心となって「みんながしんみりしている今こそ、楽しいことや馬鹿みたいな部分もある爆発する楽曲をやりたい」と。

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