“りんせぶ”の愛称で親しまれる鈴木瞳美と冨田菜々風が登場。7thシングル『想わせぶりっこ』で初表題曲センターとなる鈴木と、これまで全シングルで表題曲センターを務めてきた冨田。普段から親密なふたりが、楽しみも悩みも分かち合いながら、さらなる高みへと駆け上がります。

本当の“想わせぶりっこ”

――「りんせぶ」の愛称で親しまれるお2人ですが、プライベートで一緒にお出かけすることも多いんですか？

冨田菜々風　今年は特に多いです！ご飯とか、2人で急に行ってたりしてますね。

鈴木瞳美　「お腹空いたんだけど～？」って言ったら、普通なら「お腹空いたね」って返されるんですけど、菜々風は優しいから「え～？ご飯行く？」って言ってくれます(笑)。

冨田菜々風　2人ともお肉が大好きで、基本的に焼肉が多いですね。私は特にユッケが好きで。

鈴木瞳美　私もユッケとか牛タンが好きなので、絶対ユッケがあるお店を探して、2人でおいしいお肉をいっぱい食べてます(笑)。

――普段のお2人は、鈴木さんが思わせぶりな感じで、冨田さんがそれに構いにいくみたいな感じなんですか？

鈴木瞳美　いや、違います(キッパリ)。菜々風の方が思わせぶりなことが多いです(笑)。私、菜々風の肩に顔を置くとすごくはまるので、「菜々風の肩が落ち着くわ～」みたいに言ったら、「みんな肩にはまりに来るんだよね」って言ってて、「みんなって何？」と思って(笑)。私は私だけだと思ってたんですけど……。

――以前、本田(珠由記)さんに取材をしたら、冨田さんと肩に頭を乗せ合うとおっしゃっていました。

鈴木瞳美　うわ！思わせぶりすぎる～！一番想わせぶりっこだよ！

冨田菜々風　違う違う！最近みんな肩に来るんですよね(笑)。

鈴木瞳美　「みんな」？(圧)

冨田菜々風　特に鈴木が(笑)。……ジェラってるんですか？

鈴木瞳美　何が！(笑)……日々、わかることが色々ありますね……(遠い目)。

冨田菜々風　(笑)。

りんせぶの絆

――そんな鈴木さんと冨田さんですが、グループの表題曲のセンターを務めている2人でもあります。

冨田菜々風　私がその場所に立つことに不安が薄れていったのは、≠MEのメンバーのおかげというか、みんなが私を強くしてくれたなって思っています。どの楽曲も、センターではあれど、「みんなで作っているものだから背負いすぎなくていい」って支えてくれる優しさにすごく助けられてきたので、それが今の私にしてくれたのかなと思います。

――冨田さん自身、何か意識していたことはありましたか？

冨田菜々風　私自身、「みんなでかけ上がっていきたい」という気持ちがすごく強いです。「それはどういう風にしていったらいいかな」と考えた時に、そこには限らずではあるとは思うんですけど、センターというポジションでは、「自分の頑張りがみんなにもきっと関わってくるから、みんなともっと輝けるように、私も全力でひとつひとつやり遂げていくぞ」という気持ちでやっていました。

――一方、鈴木さんは舞台やCMの出演など個人で活躍する機会が増え、特に最近では写真集も発売されました。そんな中で、グループを背負う責任感のようなものは芽生え始めていましたか？

鈴木瞳美　「このことがきっかけで、他のメンバーもやりたいお仕事に繋がったらいいな」とか、「私の頑張り次第で後に繋がるかもしれない」ということを思ってました。

取材・文／楠石千晶

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