【BUBKA10月号】Creepy Nuts・R-指定&DJ松永、まだまだたりないふたりの新境地

Creepy Nuts・R-指定&DJ松永
取材・文/ 高木“JET”晋一郎

説明不要の「1MC1DJ」として、テレビ・ラジオ・雑誌に引っ張りだこのCreepy Nuts。そんな彼らの最新作『Case』が9月1日に発売! フルアルバムとしては、2018年4月に発売された『クリープ・ショー』から約3年半ぶりだが、その間、多くのタイアップ曲を始めとする配信楽曲、EPをリリースしてきた。常に脂が乗った状態と言っても過言ではないお二人に、新譜についてたっぷりと話を聞いてきました。

「けじめ」を意識しすぎた

――お二人のスケジュールが取れなさすぎて、雑誌の最終校了の2日前にインタビューとなりました。正直……鬼のスケジュール感!(笑)

R-指定(以下、R) いや~毎度すみませんねえ。

――とはいえ忙しいのは良いことで。その状況は今回のアルバム『Case』の一曲目、“Lazy Boy”にも現れてますね。

R 『かつ天』(『かつて天才だった俺たちへ』)後に作った曲って、けっこうイケイケな曲が多いんですよね。その時期の俺らの事をリアルタイムで書いていってるから、『かつ天』以降のありがたい状況は作品にも反映されてて。

DJ松永(以下、松永) “Lazy Boy”なんて、ボースティングを超えて「地獄のミサワ」みたいな曲になりましたね。「やべー、実質2時間しか寝てねーわー」みたいな(笑)。

R 作ってるとき、顔面のパーツが顔の中心に寄ってたもん(笑)。

松永 ミサワ的なマインドに特化した曲ってないよね。「忙しいわ~寝てないわ~」をテーマにした曲なんてそうそうない。

R RHYMESTERの“ランナーズハイ”ぐらい?〈忙しい忙しい忙しい忙しい忙しい忙しい忙しいぜ〉って。そういう方面のボースティングって。

――スチャダラパーの“クライングドゥービーマン”とか。〈秒刻みのスケジュール/気を取り直してSAYイエーッって/イエーッはいいから/家帰らせて〉みたいな。でも、それぐらい忙しくなるヒップホップグループは珍しいってことだよね。

松永 普通に言われたらめっちゃ腹立つよね。「忙しいわ~本当は怠けたいんですけどね~俺も~」って(笑)。

R 腹立つよなぁ。

松永 だから音楽って不思議だよね。そう言われても聴けちゃうんだから(笑)。

R 心地良いビートに韻を踏んでフロウすれば聴けるっていう(笑)。でもウザいかも知れんけど、基本的に実話やからね。ちょうどこのリリックを書いてる直近が、さいたまスーパーアリーナで「VIVA LA ROCK」に出て、そのまま大阪に向かって、夜は『流派-R』の取材を梅田サイファーで受けて、次の日は服部緑地公園で梅田サイファーでライブやって、帰ってきてラジオで、その次の日は千葉でフェス……アルバムは絶賛制作中みたいな時期があって。曲中で言ってるテレビ局連打みたいなのは、基本松永さんですよね。どんだけ移動してるんだっていう。だからその時期のお互いの心境を書けばよかったから、書きやすかったですね。

松永 ちょうど良かったね。

――インタビューの続きは絶賛発売中の「BUBKA10月号」にて!

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