ミュージカル女優として

生田さんを語る上で欠かせないのは、やはりミュージカルでしょう。子どもの頃からの夢であるミュージカル女優。アイドルの仕事をしながらその夢をかなえて、多忙を極めるスケジュールを両立してきました。

乃木坂メンバーによる「16人のプリンシパル」を経験したのち、「虹のプレリュード」で初主演。それ以降も「リボンの騎士」「ロミオ&ジュリエット」「レ・ミゼラブル」「モーツァルト!」「ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812」「キレイ〜神様と待ち合わせした女〜」「ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド〜汚れなき瞳〜」他、数々の舞台に立ってきました。

最近では、歌番組のミュージカル企画にも多く出演しているため、アイドルとしての生田さんではなくミュージカル女優としての生田さんを先に知る人も増えているのではないでしょうか。

その実力は乃木坂ファンや舞台を鑑賞したお客さんのみならず、共演者や演出家の方々からも高く評価されています(クイック・ジャパンvol.13等)。演劇の世界では著名な岩谷時子賞(第8回奨励賞)、菊田一夫演劇賞(第44回)を受賞したことも、アイドルとして偉業を達成したといえるのではないでしょうか。