陸上選手vsプロ野球選手…短距離走で本当に足が速いのは

〈10秒00の壁〉を破れ! 陸上男子100m 若きアスリートたちの挑戦 (世の中への扉)より
高野祐太(著)/講談社

たとえば、柳田悠岐(ソフトバンク)は5秒55、赤星憲広、赤松真人(ともに元阪神)、荻野貴司(千葉ロッテ)は5秒6、大累進(元日本ハム)、周東佑京(ソフトバンク)は5秒7というのがこれまで報じられてきた数字だ。新日本プロレスのオカダ・カズチカは5秒94だ。スポーツ選手ではないが、お笑い芸人のアントキの猪木は5秒9だと東スポ(2007年8月14日付け)に書いてあった。

ところが、だ。日本で初めて100mで10秒を切った男、桐生祥秀の50mベストタイムは5秒87なのである。ちなみに、50mの日本記録は朝原宣治の5秒75、世界記録はドノバン・ベイリーの5秒56。いくらなんでも柳田も赤星も周東も速すぎる。この数字を信じれば、柳田は世界記録保持者だ。

これは眞鍋准教授の指摘の通り、計測が手動なのか電気なのかによる違いと思われる(当然だが、スターティング・ブロックの有無、室内か屋外かなどの諸条件にも影響される)。だが、「プロ野球選手の俊足はオリンピック選手に負けないレベルである」という認識の方が広く知れ渡ってしまっている。

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