特別

――後輩へのアドバイスが出たところで、星野さんと飛鳥さんが4期生で気になっているメンバーを挙げてもらえますか？

星野　じゃあ、せーので言おう。せーの！

齋藤　筒井(あやめ)さん！

星野　かきちゃん！(賀喜遥香)

齋藤　かっきーは確かにね。

星野　かきちゃんはちゃんと努力してなんでもこなしそうな感じがする。すごく頼れる人になりそう。

齋藤　これは4期生全員にいえることなんだけど、みんな肝が据わっていてハートが強くて度胸があるよね。怖いもの知らずというのかな、すごくどっしりしてる。特に筒井先生は『夜明けまで強がらなくてもいい』のテレビの初披露のとき、他の4期生は直前になって「どうしよう、どうしよう……」って結構緊張していたのに「筒井先生は大丈夫ですよね？」って聞いたら「はい、ぜんぜん緊張してません！」って(笑)。あの感じでちゃんとどっしりしてるのはすごい。

――では、星野さんと飛鳥さんは後輩メンバーたちにどんなことを伝えていきたいと考えていますか？

齋藤　ツアーをやったり(桜井)玲香ちゃんの卒業ライブを見ていて思うのは、すごく当たり前なんだけど仲が良いことってすごく大事なんだなって。スタッフさんも最近よく言ってるんだけど、仲の良さだけはすごく繊細な部分だし大人たちがどうこう言っても変えられるものじゃないから。そこがちゃんとしてるから、最近の1期生を見ていても「ああ、この人たちはいいな」って思える。それはできるだけ継続してほしいかな。

星野　私も同じ。ちょっと話が違うかもしれないけど、仲の良さということでは飛鳥がいなくなっちゃったら私はもうがんばれない。残ったメンバーでそういうつながりを強くしていけたらいいなって。

齋藤　いま私が乃木坂46の一員として活動しているのって、別になにか自分のためというよりはみんなと一緒にいるのが心地よいとか、そういう部分が大きくなってきてるから。だから、そう思ってる相手からそんなふうに言ってもらえるのはなかなか光栄なことです(照笑)。

――年齢でいうと星野さんは飛鳥さんのひとつ上の21歳になるわけですが、飛鳥さんから見て星野さんをお姉さんに感じることはありますか？

星野　ないでしょ？

齋藤　普段はないね(笑)。

星野　絶対ないよ。

齋藤　でも頼りになることは結構ある。みんなの振り付けがまちがっていたりすると、みなみがこっそり先生に伝えて修正してもらうにようにしたりして。自分から言うんじゃなくてね。

星野　自分からは言えないからね、私(笑)。

齋藤　そうやってみなみが先生にこっそり言って指導してもらったことは何度もある。だからわりとしっかりしてるというか。