【BUBKA2月号】R-指定「Rの異常な愛情」―或る男の日本語ラップについての妄想―DABOの革命前夜(前編) 時代に選ばれた男“ Mr.FUDATZKEE”

――その理由は?

R-指定 「ビートの上ネタのメロディに合わせて歌ってる」んですよね。それは『Platinum Tongue』だったら“O-RE-BA-NA”で既に発露されてるんですが、それはロックやポップスからするとかなりヤンチャなメロディの作り方だと思うんですよ。そもそもとして、ラッパーはメロディを自在に操る人たちではない。そういう人がメロディを作ろうとしたとき、もともとビートで鳴ってるメロディに合わせて歌うというのは、Mummy-Dさんがいう「音楽家ならざるもの」ならではの発明なんかなって。そういう「音楽一歩手前で音楽を放棄する」感じが、ヒップホップの格好よさに通じるとも思うんですね。これを最初に言語化したのはDJ松永なんですけど、シンガーは歌の上手さやフェイクのスキルがあるから、歌心でメロディや作品のクオリティをカバー出来る。だけどラッパーは歌力がないから、歌いやすかったり、頭に残るメロディラインと歌詞がそこに乗ってなかったら、記憶に残る曲になりにくい。

関連記事

BUBKA RANKING11:30更新

  • 連載・コラム
  • 総合
  1. 【イコラブ】努力を続ける才能、咲き出したいくつもの花~瀧脇笙古ちゃんを応援しましょこ!~
  2. イコラブ沼にハマってみた ep.1 ~ヒロインズで知るメンバーの魅力~
  3. 山下美月卒業コンサート、アイドル生活を駆け抜けてきた彼女が選ぶ楽曲を“くぼした”コンビの視点からピックアップ!
  4. 乃木坂46佐藤璃果「田舎から出て、違った世界を見てみたいなっていう気持ちはずっとありました」
  5. 宮戸優光「前田さんとの関係が、第三者の焚きつけのようなかたちで壊されてしまったのは、悲しいことですよ」【UWF】
  6. 【BUBKA12月号】BOOK RETURN 話題の著者に直撃取材!!vol.36 永野『僕はロックなんか聴いてきた~ゴッホより普通にニルヴァーナが好き!~』
  7. 乃木坂46久保史緒里×遠藤さくら、私のために 仲間のために
  8. 映画『アイアンクロー』公開記念、呪われた一家の生き証人が米国での生活を振り返る
  9. 【BUBKA2月号】栗栖正伸、イス大王が語る遅咲きヒールとしての苦節50年
  10. R-指定(Creepy Nuts)が語るスチャダラパーの時代
  1. 阿部亮平(Snow Man)、没入型展覧会「モネ&フレンズ・アライブ」公式アンバサダーに就任
  2. 人気声優・青山なぎさ『週刊FLASH』初表紙を飾る!先行カット到着
  3. 乃木坂46山下美月「飛鳥さん、私たちに絶対興味ないと思いますよ」に、齋藤飛鳥「否定はしないです(笑)」
  4. 【イコラブ】努力を続ける才能、咲き出したいくつもの花~瀧脇笙古ちゃんを応援しましょこ!~
  5. 櫻坂46武元唯衣「油を注す準備はできてるか!」ダブルアンコールで『BACKS LIVE!!』終了
  6. 日向坂46小坂菜緒、新センター・正源司陽子への思いを語る「私も全力で陽子のことを支えたい」
  7. 乃木坂46山下美月「今日は私にとってアイドルとしての最後の1日です」
  8. 櫻坂46小林由依から三期生・二期生・一期生にメッセージ
  9. 祝19歳誕生日!乃木坂46井上和のピュアな表情を切り取ったカット特別公開
  10. 櫻坂46『3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE』ZOZOマリンスタジアム史上最高動員数を記録