イコラブ沼にハマってみた ep.3 ~全員ヒロインのライブが熱い!~

「=LOVE(イコラブ)」髙松瞳さん
ⒸByakuya Shobo Co.,Ltd 2024

アイドルグループ「=LOVE」を個人的な視点で分析し、改めてその魅力をお伝えします。

今回はイコラブちゃんの“ライブ”がテーマです。前回のコラム冒頭に書いたとおり、私がライブに初参加したのは今年の「Tell me what’s more than “LOVE”」です。3月2日に武蔵野の森総合スポーツプラザで開催された昼・夜公演に参加しました。過去のライブ映像はいくつかBlu-rayを購入して観ているものの、ライブについて語るにはまだまだ早すぎると自覚しています。でも、新参者の立場だからこそ感じた魅力を発信することで、1人でも多くイコラブちゃんのライブに興味を持つ方が増えたらと思っています。昔からイコラブちゃんのライブに参加されているファンの方々はぜひ、このコラムをきっかけに皆さんが感じるライブの魅力をたくさん発信してください(引用ポストやリプライ歓迎です!)。

生歌の迫力

「イコラブちゃんのライブは生歌」という話は聞いたことがあったのですが、実際に参加するまでは、ある種の都市伝説なのでは…?と思っていました。そんな疑いを持った自分自身を今では呪って呪って…本当に生歌でした。現地でメンバーの感情がこもった迫力のある声を聴く、これぞライブの醍醐味(だいごみ)です。メンバーみんな歌がうまい中、特に佐々木舞香さんは群を抜いている印象で、あまりにもレベルの高い安定感と声質に「今の音源でした??」と思ってしまうほどうまかったです。

また、ライブでは歌のセリフ部分も盛り上がります。『ヒロインズ』の間奏でメンバーが言うセリフが歌詞とちょっと違ったり、同じセリフであってもトーンが違ったりして自然とテンションが上がります。


=LOVE(イコールラブ)/ 青春“サブリミナル”(from 『You all are “My ideal”~日本武道館~』)【LIVE ver. full】

ノンストップの魅力

「イコラブちゃんのライブすごい!熱い!」と一番力説したくなる点はノンストップの楽曲披露です。そんなに休憩なしで歌って踊って大丈夫なのかな…? と観ている方が心配になるほど圧巻の連続パフォーマンス。あっという間に時間が過ぎていきます。先日、日本テレビで放送された「バズリズム02」の中で、ライブ中のMCが少ない背景が語られていましたが、さまざまな経験を経てきた今のイコラブちゃんたちであれば、トークもコントも盛り上がるはずです。それでもノンストップな構成が今も行われているのは、今や彼女たちのライブスタイルとして大きな強みになっているからなのだと思います。

1日2公演!?

ライブの告知があったときにまず驚いたのは、1日2公演の日があることです。私がこれまでに参加してきたアイドルグループのライブは基本的に1日1公演なので驚きました。

実際に1日2公演のライブを経験して感じた魅力は次の点です。

・1日2回もイコラブちゃんの顔を拝めてライブを楽しめる
(歌やダンスなどのパフォーマンス以外に、影ナレやMCも2回楽しめる)
・昼と夜で座席が違うとまた違った角度からライブを観られる
・異なるセトリがきたときのワクワク感
・2公演目でも全く疲れを感じさせない圧巻のパフォーマンス(ノンストップがあるのに)
・初参加でも1公演目に学んだノリで2公演目にサイリウムやコールを楽しめる

武蔵野では、妹グループである「≠ME」の曲も披露してくれて、普段なかなか観られないパフォーマンスに興奮しました。ちなみに昼公演は髙松瞳さん・大場花菜さんによる「ピオニーズ」(≠ME)、夜公演は舞香ちゃんと大谷映美里さんによる「サマーチョコレート」 (≠ME)を披露してくれました。

ライブでのMV披露

ほかのアイドルグループのライブであまり観たことない演出は、ライブ途中のMV(ミュージックビデオ)披露です。初めてライブ映像を観たときは、一瞬何が起きたのか分かりませんでした(苦笑)。新曲や新しいバージョン(Dance Ver.など)のMVを流した後に、実際のパフォーマンスを披露するという1度で2度おいしい演出になっています。

カメコさんの写真で浸る余韻

イコラブちゃんのライブには、カメコ(カメラ小僧)席と呼ばれるエリアがあります。そのエリアでは、ライブ中に一定時間のカメラ撮影が許可されており、ライブ後のSNS投稿が盛んです。昨年大きな話題になったこちらの髙松瞳さんの写真もカメコさんが撮影したものだそうです。プロ顔負けのレベルですね。

通常のアイドルのライブでは記憶の中でしか余韻に浸ることしかできませんが、イコラブちゃんライブの場合はカメコさんたちの写真によって、よりリアルな余韻に浸ることができます。これも魅力の一つです。

全員ヒロイン

最後に、ライブで一番印象的だったのは「メンバー全員がヒロイン」だということです。グループの一体感を感じさせる中、メンバーそれぞれの個性・特徴が際立っていると感じました。

自身が手掛けるアパレルブランド同様に、ステージ上でもかわいくオシャレな雰囲気を醸し出す大谷映美里さん。

ファンに向けてたくさんの笑顔を届けてくれて、観ているだけで元気をもらえる大場花菜さん。

ライブ中、お姫様のような上品さとフワフワとした不思議なかわいさが入り交じる音嶋莉沙さん。

グループ内では妹的な存在だけど、ステージ上では大人っぽいダンスや表情を魅せてくれる齋藤樹愛羅さん。

安定感のある歌声と豊かな表情で観客を魅了するリアルマーメイドの佐々木舞香さん。

ステージ上でキラキラと輝きながら、とびきりの笑顔を魅せてくれる髙松瞳さん。

元気いっぱい全力のパフォーマンスでエネルギーを与えてくれる瀧脇笙古さん。

バッキバキのダンスと百面相のように多彩な表情で魅了する野口衣織さん。

力強さと繊細さを兼ね備えた魅惑の歌声で観客の耳をわしづかみにする諸橋沙夏さん。

要所要所をビシッと締めるリーダーの側面を見せながら、ダンスパフォーマンスでも観客の心をリードする山本杏奈さん。まさに全員がヒロインといった印象でした。

以上、イコラブちゃんのライブに初めて参加したファンが感じた魅力の紹介でした。初めてのライブ参加は何かと緊張するものですが、イコラブちゃんのライブはファンの節度も高い印象で、ライブ前の会場は居心地良かったですし、ここまでに書いたような魅力でとてもとても楽しむことができました。まだ行ったことがないけれど気になっている、という方はぜひ一度イコラブちゃんのライブに足を運んでみてください!

【=LOVE 5th Anniversary BOOK『STORYs』】
Amazonで購入

【BUBKA 2022年 5月号増刊 =LOVE 佐々木舞香Ver.】
Amazonで購入

【BRODY 2021年10月号増刊 =LOVE 佐々木舞香Ver.】
Amazonで購入

【BRODY 2023年10月号増刊 =LOVE 佐々木舞香・野口衣織Ver.】
Amazonで購入

【野口衣織ファースト写真集 君にしか教えない】
Amazonで購入

関連記事

BUBKA RANKING11:30更新

  • 連載・コラム
  • 総合
  1. R-指定が語る、団地が生んだ「路上の詩人」O2
  2. 吉田豪インタビュー、岡崎体育『紅白』につながるならどんなことでもやる
  3. 船木誠勝「ガチンコでやれば八百長って言われなくなる 単純にそう思ってましたね」【UWF】
  4. 乃木坂46 三番目の風、4番目の光に続く5番目は…
  5. 映画『アイアンクロー』公開記念、呪われた一家の生き証人が米国での生活を振り返る
  6. 上出遼平インタビュー、読んだ人の目が丸くなる“ありえない”本書、スタイルは決まっているほど壊しやすい――
  7. 乃木坂46弓木奈於、B級ニュースで話題の“ナカジマさん”「ナカジマさんっていう名前じゃなかった」
  8. 「ノイミー」永田詩央里のブログが良すぎる件
  9. RHYMESTER宇多丸「ここんとこ毎月アルバムのリリースが多めで、嬉しい悲鳴です!」
  10. 吉田豪インタビュー、TOSHI-LOW 90年代、あの刹那の先にある今
  1. 乃木坂46弓木奈於『週刊少年マガジン』初登場!みんなが幸せになる笑顔のグラビアショット
  2. 乃木坂46黒見明香さんが今季初“登板”、プロ顔負けの観察眼で大谷翔平選手&山本由伸投手を分析
  3. 「TWICE」MINA・SANA・MOMOのユニット『MISAMO』が出演するGoogleアプリ新CM放送開始
  4. 乃木坂46・5期生の岡本姫奈の配信に同期の菅原咲月、小川彩がサプライズ乱入で5期生ファン歓喜の声!
  5. 渡邉美穂「応援してくださる皆さんが元気の源」オリジナルブランド『No.25』第二弾ディフューザー発売記念トークショー開催
  6. 乃木坂46岡本姫奈、待望の初ソログラビア「最初は緊張…撮影は楽しめました!」
  7. 私立恵比寿中学・風見和香「体育着を久しぶりに着られたのがすごくうれしくて」
  8. 最新シングルセンターの正源司陽子、グループ内で一番好きだと断言する「呪術廻戦」のOPをソロ歌唱!好きな声優やアニメに興奮が止まらない
  9. 櫻坂46・谷口愛季、“激苦”罰ゲーム中に見せた悶絶表情にファンはメロメロ
  10. 北村匠海&清原果耶、オフィスごとワーケーションへ…夏のシーズンビジュアル解禁