絶妙な距離感

――逆におふたりから見た飛鳥先輩はどうですか？ ファンだったときに見ていたのと今との違いでもいいですし。

山下美月　テレビで観てた頃の想像のまんまな部分もあるけど、イメージがだんだん変わってきたというか。

――では、今はどう見えているんですか？

山下美月　難しいな。齋藤飛鳥さんは齋藤飛鳥さんなんですよ。すごい素で、自由気ままってわけでもないし、何かに媚びたりしてるわけでもなく、誰にも真似ることができないジャンルの方じゃないですか。それこそ、最初のイチゴミルクが好きなキャラの頃からすごい観てたし、初期のブログもめっちゃ読んでたし(笑)。

齋藤飛鳥　怖っ！ (苦笑)

山下美月　でも、何をしても可愛いじゃないですか。だから飛鳥さんは飛鳥さんだなって思います。

――久保さんはどうですか？

久保史緒里　ずっと思ってるのは、面白い方だなって。それは考え方もですし、テレビでの発言もですし。一言では言い表せないし、一回ちゃんとお話してみないとわからない人柄が面白いのかなって。

――今回、飛鳥さんにどうしても聞いてみたかったことがあるんです。最初に3期生から選ばれたセンターが大園さんと与田さんだったじゃないですか。この2人を前にこんなことを言うのは何ですが、なんで久保さんと山下さんではなかったのかなと。

齋藤飛鳥　ああ、なるほど。たしかにそうですよね。

――今日、飛鳥さんが2人に言った表現にも絡んでくると思っていて。種類を2組に分けるとしたら、きっとその4人は「久保・山下」側と「大園・与田」側に分けられると思うんです。

齋藤飛鳥　あぁ～、わかります。

――で、飛鳥さんもどちらかというと「久保・山下」側だと思うんですよ。

齋藤飛鳥　まぁそうですね。

――という意味で、共感できる部分が少なからずあるのかなと思っていて。

齋藤飛鳥　なるほど。そうだなあ、この方々は3期が入った初期の段階から評価されていたでしょうから、順当に行けばこの2人が……っていうのもたぶんあったと思うんですけど、それをすると単純に……。

――おっとすみません。ここでいったん3期生の2人は別の撮影で抜けなければならないみたいです。

山下美月　え～、これ最後まで聞けないんですか？

――それは誌面に載ったときをお楽しみに(笑)。

山下美月　でも、カットされてるかもしれないじゃないですかぁ！

――おふたりがいなくなったほうが話しやすいのは間違いないので。

齋藤飛鳥　そうですね(笑)。

(2人退室)