日向坂46宮田愛萌 初の小説集『きらきらし』が「小説新潮」に先行掲載決定

日向坂46宮田愛萌が初の書籍『きらきらし』を出版
撮影/熊木優

アイドルグループ「日向坂46」からの卒業を発表した二期生・宮田愛萌初の小説集『きらきらし』に収録される作品「ハピネス」が、1月20日に発売される「小説新潮」2月号に先行掲載されることが決定した。

「小説新潮」は1947年創刊、75周年を迎えた月刊誌で、川端康成、太宰治、松本清張、司馬遼太郎などの作品を掲載してきた伝統ある小説誌。現在発売中の1月号では林真理子、江國香織、角田光代など人気作家の短編や、赤川次郎、恩田陸、桐野夏生、宮城谷昌光など、そうそうたる作家陣の作品が掲載されている。

宮田愛萌初の小説集『きらきらし』は、2月28日(火)発売。

宮田愛萌メッセージ

このたび、私の初めての小説集『きらきらし』から「ハピネス」を「小説新潮」に掲載させていただくことになりました! 江國香織さんをはじめ、大好きな作家さんが書いていらっしゃるような雑誌に掲載させていただけること、とてもうれしいです。ぜひ、手に取って読んでみてください!

「小説新潮」担当編集者コメント

小誌に掲載させていただく宮田愛萌さんの「ハピネス」は、少女が大人になる過程で経験する切ない思いと経験が丁寧に描写された短編小説です。その繊細な心理描写や巧緻な表現に、拝読しながら何度も溜め息をつきました。大人になるということは、なにかを諦めていくことなのかもしれない。冬の陽のような優しさに、微かな諦観が滲む少し大人の物語を、単行本の発売に先駆けて、一足早く皆様にお届けできますことをとてもうれしく思っています。ご期待ください。

小説集『きらきらし』あらすじ

小学三年生の希南がバレエ教室の見学で出会ったのは、同い年のカレン。高校生になっても仲の良い二人だったが、カレンの兄・圭と久しぶりに会った希南は、意図的に圭に近づいていく(「ハピネス」)、引っ越しを控えた瞳子が坂道で出会ったのは、猫を撫でる少年だった。猫を通じて縮まる二人の距離。引っ越しの前日、最後に瞳子は少年にあるお願いをする(「図書館へ続く坂道」)、恵梨は日本文学科の大学生。今までなら絶対話さないタイプの男子・朝紀と、和歌をきっかけに仲良くなる。ところが朝紀を怒らせてしまって(「紅梅色」)。ほか全5編。

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