2022-02-15 17:00

船木誠勝「ガチンコでやれば八百長って言われなくなる 単純にそう思ってましたね」【UWF】

――「お母さんのお願い聞いておくれ」みたいな(笑)。

船木 でも逆に頑なになったんで、帰国して猪木さんと話し合うことになったんですよ。それで猪木さんも引き止めてはくれたんですけど、若い頃、自分も日本プロレスを飛び出した経験があるから、「おまえの気持ちはわかるし、個人的には応援する。だけど俺は社長だから、引き止めなきゃいけないんだよ」って言われて。猪木さんが引退試合で詠んだ『道』の詩を出されたんです。

――「この道を行けば どうなるものか 危ぶむなかれ」っていう、あれですよね?

船木 はい。それで最後に「迷わず行けよ 行けば分かるさ」って書いてあるんで、「あっ、これはUWFに行けってことかな?」って。

――猪木さん、引き止めてるはずが、なぜか『道』の詩で背中を押しちゃってる(笑)。

船木 結局その後、猪木さんと前田さんのトップ会談になって、自分は円満退社というかたちになったんですけどね。

――でも、若干二十歳の若手が移籍するのに、猪木、前田の両巨頭から、お母さん、そしてジャッキー・チェンまで登場しちゃうんだから、いかに当時の船木さんが期待されていたかわかりますね。

船木 自分では、全然わからなかったですけどね。

Twitterでシェア

関連記事

BUBKA RANKING5:30更新

  1. 吉田豪インタビュー、岡崎体育『紅白』につながるならどんなことでもやる
  2. 宮戸優光「前田さんとの関係が、第三者の焚きつけのようなかたちで壊されてしまったのは、悲しいことですよ」【UWF】
  3. R-指定(Creepy Nuts)が語るスチャダラパーの時代
  4. Uインターの生き字引 鈴木健が語る 髙田延彦vs北尾光司戦の真実
  5. 乃木坂46 新成人メンバーの絵馬に込められた想い
  6. 船木誠勝「ガチンコでやれば八百長って言われなくなる 単純にそう思ってましたね」【UWF】
  7. 【BUBKA1月号】侍戦士と振り返る、80、90年代の豪快プロレス黄金時代…越中詩郎
  8. 吉田豪インタビュー、TOSHI-LOW 90年代、あの刹那の先にある今
  9. 乃木坂46弓木奈於、B級ニュースで話題の“ナカジマさん”「ナカジマさんっていう名前じゃなかった」
  10. 【BUBKA WEB限定カットあり】私立恵比寿中学・星名美怜、昨年開催された「大学芸会」を振り返る
  1. 乃木坂46五百城茉央「加入当初はすべてに緊張しすぎていて…」自身の成長・変化を明かす
  2. AKB48 64thシングルは18人体制に!徳永羚海と正鋳真優が初選抜
  3. 乃木坂46阪口珠美1st写真集より大人の魅力あふれる新カット解禁
  4. 日向坂46正源司陽子『新参者』公演を終えて思うグループの“未来”
  5. 平川結月「生身のアクションにも興味」俳優として飛躍を誓う
  6. R-指定が語る、団地が生んだ「路上の詩人」O2
  7. “キングオージャー”でも注目の平川結月、1st写真集発売「書店に並んだ時のインパクト」表紙カットを語る
  8. AKB48 64thシングル選抜メンバー、新たに小栗有以・山﨑空・橋本恵理子・倉野尾成美が決定
  9. “歌い手”中西アルノの成長ドキュメント…『Spicy Sessions』4月・5月のゲストが明らかに
  10. 「乃木坂配信中」コラボ企画第1弾、乃木坂46・五百城茉央と日向坂46・正源司陽子のグループを越えた「いとこ共演」が遂に実現